20151126
運良く病院がバイト先からすぐ近くだったので向かいました。
気分が悪くなりトイレで吐いて倒れてたところを弟が発見し救急車で病院へ。
母の倒れた正確な時間がわからず、副作用がこわい血栓溶解剤は使いませんでした。従来からの血液をサラサラにする薬を入れた点滴を入れてもらいました。
薬が効くかどうかは二、三日かかるそうです。
リカバリールームという部屋に行くときにベッドに横たわった母を見たんですが、そこには今朝までの母ではなく、自分達をみたせいか、自分の置かれた状況がわかってないのか驚いた表情で、少し口元がゆがんでいました。
なんというか、その瞬間が一番つらかったです。
まだ母の脳梗塞の具合はわかりません。これから薬が効いてくれればいいですが、効かなければ、死んだ脳が頭蓋内で腫れて、最悪の場合死にます。
悪いことはたくさんありますが、自分は良かったことをたくさん考えたいとおもってます。
なぜなら、タラレバを考え始めたら負のスパイラルに落ちて、自分はダメになってしまうからです。
母は倒れたときから意識はずっとあったみたいですが、嘔吐をして、それが気管に詰まり、窒息しなかったのが本当によかった。
弟が夜勤明けできちんと帰ってきてくれ、気が動転しながらもきちんと母を助けて救急車を呼んでくれたのが本当によかった。
バイト先が病院に近くて、午後も仕事があったのにすぐに帰らせてくれて本当によかった。
父もすぐに帰ってきてくれて本当によかった。
トイレの便器が先月変えたばかりで新品同然で良かった。
母の仕事先の人と自分が知り合いで、話しやすくて良かった。
近くにすむ祖父母が元気で良かった。
本格的に寒くなる前で良かった。
父や弟がいてくれて良かった。
自分が母の近くにいて良かった。
母をほんとうに心配して祈ってくれる人が多くて良かった。
親より先に死ぬのは一番の親不孝だと言っている母の母、つまり祖母が生きていてくれて良かった。
母はツムツムがすきです。暇さえあればやっていました。母がまたツムツムができるようになってほしい。そのために母のツムツムにハートをたくさん送って、たくさんためておきます。
20151123 くるまこわい
車の運転をするようになって一年半ほどたったが、やはり、車の運転ほど身近で人を殺せるものはほかにはないと思う。
テロもたいがいこわいもので、対岸の火事ではないと常々思ってはいるが、しかし、車の運転ほど身近ではない。
運転はこわい。ほんとうにこわい。
少しハンドルを切り損ねるだけで、
アクセルと、ブレーキを踏み損ねるだけで、
少し安全確認を怠るだけで、
時に自分だけではない、他人を巻き込んだ事故になり、自分の人生をめちゃくちゃにして、他人の人生もめちゃくちゃにする可能性があるのだ。
そんなことを常に考えながら運転していれば、スピードを出し過ぎることはなくなるし、一時停止を守るし、ウインカーもきちんと出して、また、譲り合いの気持ちも生まれるもんだと思う。
車はとんでもなく便利なもので、生活に必要不可欠と思えば思うほど、安全運転の意識は高くなってしかるべきではないだろうか…。
20151118 その後と野球の話
一缶頑張って飲んでから一時間半、激しい鼓動に耐えて、治まってきたら、うっすら後頭部に頭痛が始まった。
今日はもうだめだ。
なんとかならんかねこの体質…
真剣勝負の時にそんな浮ついたことをしていたら負けると。
野球は「流れ」が大事で、その「流れ」を相手に渡さないためにもとてもだいじなことのようです。
私もそう思います。笑ったりガッツポーズしてたら相手チームの志気も高まるし、味方の気が抜ける。その結果「流れ」が相手に移ってしまう。
なので、試合中、そんなことをしてるチームをみたらこのチームは負けるんじゃないかと思って仕方がない。
20151118 カルピスサワー
今年二回目、4月16日以来のお酒をのみました。
前回は弟を鳴門の先まで送っていき、独りで夜中高速をぶっ放して帰ってきてから、無事を祝してでした。
今回はとくに理由はなし。
弟にこれをもらったので、これと。
このリッツはさっぱりしてて、甘いお酒といい感じです。
しかし、二口呑んですでに頭、とくに顔が熱く、鼓動が速くなり、鼻がつまりかけ、息がしにくく、大変。
グッバイレーニン
息子への愛と、母親への愛がつまった物語。
だけど、おもしろいぞ!
あらすじ
目が覚めた母親が東ドイツがなくなってしまったことで心臓発作を起こし、ショックを受けないようにと、息子たちが何とかして東ドイツがまだあるように頑張る…という話。
東西ドイツのことがよくわかります。こんなふうだったのかと。私などは昔、都市の中に壁があってそれが壊れたっと言う知識しかありませんが、そこで暮らしていて、実際に壁をみてた人たちがいるわけで、そのことがとてもよく描かれといるので勉強にもなります。
ですが、この映画は基本的に軽いコメディなので、楽しいです。
息子は母親のために頑張ります。
壁がなくなったことで、東ドイツのスーパーにあった食べ物がなくなり、スーパーで買った西のものを、ゴミ箱から東ドイツ製のビンを探してきて詰め直したり、
部屋で1日中過ごす母のために東のテレビ番組を作ったり、と努力するんですが、
いかんせん、西の文化がたくさん流入してきて、窓の外に見える団地の壁にコカ・コーラのでかい垂れ幕がみえたりして…大変です。
蛇足
以下、少しネタバレ入りますので、気をつけてください。
劇中では、母親が東が無くなったことを知るんですが、それを息子に伝えずに、息子は母が「知らないまま」死んだと思って幕は閉じます(もちろん私の解釈)。
母のためにひた隠しにした息子、
息子のために最後まで騙され続けた母。
こう、単純なようで難しい、、言葉にすることか難しい気持ちを抱かせた映画でした。
てか、めっちゃネタバレか。
ロストボディ
もはやありがちだけど、とても丁寧に作られているサスペンス。
あらすじ
浮気相手と一緒になりたいがため、奥さんを殺した旦那が、その死んだ奥さんの死体が消えたため、びびってびびってビビる話。
感想
よくできていました。
適度に怖いし、適度に謎解きで、何より結末をきちんと予想させて、きちんと当てさせてくれる(八割程度)とても丁寧で誠実な作りがしてありました。
見所は殺された奥さんが、旦那より年上の
、バリバリ仕事できる人で、何かにつけて旦那をひどくからかうのが、みていて辛かったところ。ここまでひどい奥さんだときつい。
例えば、大勢が見守る結婚式で、神父かが、愛を誓いますかって言うと、新婦が「なんで?嫌よ。結婚なんてしたくない」と言ってみんなびっくりした後に、「冗談よ!」って言い放つシーンがありますが、
言って良い冗談ではない…度が過ぎる。
まあ、そんな冗談がほかにも二つ三つ合って、こんな女性はほんまにきついな…とおもわせてくれます。
そんなところです。