運命じゃない人
あらすじ
典型的ないい人・宮田(中村靖日)の親友、私立探偵の神田(山中聡)は、いつまでも前の彼女のことを引きずっている宮田のために、レストランで1人で寂しそうに食事をしている女性(霧島れいか)をナンパするが……。
オススメ時
別に大事件や、大恋愛のある映画でなくて、すーっと映画観たいなぁってときにおすすめ。
感想
どんなにイライラしていても、良い映画観ると気持ちが落ち着いて嬉しくなるもんです(独自調べ)。
まさにそんな感じにしてくれる映画でした。
幾人かの視点からの一晩の出来事を、コメディ要素半分サスペンス要素半分で描かれています。
恋人に別れを告げた直後の女性、
良い人すぎる男性、
その男性の親友の探偵、
あるやくざの組長、
良い人すぎる男性の元カノ。
どの視点にも共感でき、行動に無理がなく、自然です。
そして、全体を通して感じる“いいなぁ”ていう雰囲気。
いいんです(^_^)ノ
ラスト、うーんと思ったのもつかの間、
ああ!良い着地した!
10点!
て感じです。
私は運命の人って、いるとおもいます。
ただ、いつ会えるのか、果てはすでに会ってるのか、誰なのか、は、
誰にも分からないんだと思います。
ただ、「運命の人」かどうかを決めるのは自分自身で、なにか、運やタイミングや、なんやらかんやらがきっかけで、
「ああ、この人だ。」
って自分が思った人が、「運命の人」になるんだとおもいます。
映画の話にもどりますと、「運命じゃない人」って、誰のこと指していたのか、
誰と誰は「運命の人」なのか、そんなことをこれからつらつら考えていく楽しみもあります。
あと忘れていけないのは、ヒロイン役の霧島レイカさんが、とてもタイプです。
ええなぁ。
そう、アンダーザドームのジュリアさんみたいで。
ほしいつつ