20151128
バイト終わりに初めて面会に行きました。
本当はこわくてどうしようか迷ってたんですが、母はなぜ俺だけ来ないのか、会いたいのにと思ってくれていると考え、また、自分ときちんと向き合うために行きました。
リカバリールームのガラス越しに見た母は、目をつぶって寝てるようでしたが、自分が部屋に入ると気がつきました。
家に帰りたい
と初っぱなに言われて、たくさんはなすことがあったのに忘れてしまいました。
体の不自由のせいか、あまりこっちを見てくれませんでした。
みんな心配してるとか言ってるうちになんとか落ち着きを取り戻したつもりでしたが、母の鼻かみの手伝いとタンを出す手伝いをして、こんなことするの初めてやな…とおもったりして。
しかし、いろんなことを考えているみたいで、頭はすごく働いているようでした。それは安心しました。
トイレに倒れて情けなかったとかいうので、そんなことはない、便器はほぼ新品できれいやってんからよかったやないかと、良かってんでと。弟も帰ってきてくれたし、よかったやないかと。
良いことをたくさん考えるんやで、良いことをな、と言って、母が好きなツムツムのハートを集めておくからと言ったら、少し嬉しそうにしてました。
帰り際、ガラス越しにこちらをじっとみる母と目があって、それはいつもの母のように感じました。