グッドウィルハンティング
あらすじ
めちゃくちゃ頭がいいけど、不遇な生活を送り、夜な夜な仲間と騒ぐことしかできない青年(マッドデイモン)が、
とある大学教授の出した問題を解いて、それをきっかけに、みずからも心に深い傷を負った精神科医(?)(ロビンウィリアムス)と出会い、交流を深めることで、自らの人生、パートナーをみつけていく物語。
感想
長めだけれど、とても良い言葉が溢れていて、
ロビンウィリアムと、マッドデイモンのすばらしい掛け合い、マッドデイモンの親友ベンアフレックのかっこいいさりげない友情が、とてもいい。
少し前のブログでも書きましたが、池のほとりで2人が話すシーンはとても良かったです。
知識としてどこそこの美術館の絵を知っていたとしても、その美術館の「匂い」はわからない。
朝、起きたとき隣に愛する人がいたときの喜びは、愛する人がいて、その人と一緒に寝て、朝に起きた時にしかわからない。
など、そうなんです。その通りなんですよ!っていいたい言葉があふれています。
私はどんなことでも経験すべきだと思って行動してますが、しかし、頭で考えすぎる癖があるので、できないこともたくさんあります。
こと、女性関係に対してはそれが多いです。
むしろ、避けていると言っても良いかもしれません。
ですが、美術館の匂いを嗅ぐことも、
女性に告白して、振られたときの辛いこともまた経験しなければわからないことで、
もひとついうと、同じ匂いの美術館がひとつもないことのように、同じ辛さもまた一つもないんですな。
やってみなくちゃわからないし、やってみないとおもしろくない。
また、人間はどんな選択肢を選んでも後悔するようにできているみたいです(プロスペクト理論)。。
ならば、やらないで後悔するより、やって後悔したほうがなにかといいのかもしれません。
話は逸れましたが、いろいろ考えさせてくれて、なおかつ面白い、いい映画です。
星五