愛の話
欧米では家族に対して
「愛してる」
と言うことはよくあるように感じます。
配偶者はもちろんのこと、親や子どもに対してもです。
一方、日本ではそう言うことはあまりないように思います。
もちろん家族に対する愛は日本とて差があるとは思えません。
心の中で思ってても言わないことが大半なのか、そもそも思ってもいないのかはわかりませんが。
この、欧米、家族に対する「愛」とはなんなのか。
もちろん、彼氏彼女や、配偶者(まとめてパートナーと呼ぶことにします)に対する
「愛」
は日本でもよく表にでることなのでどんなものかは想像できます。
また、子どもや、孫に対する「愛」もまた想像に難くない。
しかし、たとえば親や兄弟などの対象に対して向けて発せられる、
「I love you」
とはどういう感情なのでしょうか。
仮に、欧米でも日本でも、パートナーを「愛する」という感情に違いはないとしたら、
英語の「love」という言葉は、日本の「愛している」という言葉よりも広い意味合いを持つものなんでしょうか。
愛とはなんなんですかね。
loveとはなんなんですかね。
たぶん、答えは出ないものなんでしょうが、考えることはとても楽しいものです。
相手に求め続けていくものが恋
奪うのが恋
与え続けて行くものが愛
変わらぬ愛
だからありったけの思いをあなたに投げ続けられたら
それだけでいい
さだまさしさんの「恋愛症候群」という歌の歌詞です(私の十八番のうちの一曲)。
これは、恋愛の歌ですが、家族に対する「love」とは、こういうものかもしれません。